ハワイでのペットのマナー

渡航準備 / 飛行機搭乗手続き

犬との海外旅行豆知識

ハワイの習慣

ハワイでのペットのマナー

ハワイでのペットのマナー

日本でもハワイでもペットブームで、可愛いワンちゃんと散歩をする姿が見受けられます。

可愛いワンちゃんと一緒にいる時間は、飼い主にとって癒しの時間。同じ癒しの空間にいるなら家族同様のワンちゃんともハワイで一緒に癒されたいですね。その為には、ハワイで一緒に暮らせるためのペットのマナーを覚えておきましょう。

マナー違反をしてしまうと、ワンちゃんだけが宿泊施設から追い出されてしまう事もありますので、きちんと覚えておきましょう。

■宿泊施設のハウスルール

実は、ハワイでペットと同伴が可能な宿泊施設は少ないです。その上、条件も厳しく、それに違反するとペットと一緒に暮らすことが出来ないだけでなく、罰金を支払う事もあります。宿泊施設によってハウスルールが違うので、十分に注意して確認しておくことが必要です。 まず、どのようなペットが同伴可能かを確認します。日本でも大型犬を断られる宿泊施設があるように、大きさや重さ、頭数、種類(犬・猫・鳥など)によって判断されます。

共有エリアでの過ごし方も確認しておきましょう。建物内は全て抱きかかえるようにルールづけされているところもあります。また、事前に登録やアソシエーション会議での承認が必要な場合もあるので、宿泊施設を選ぶ際には、早めに相談しておきましょう。

部屋を汚してしまい、クリーニングや修復が必要な際は、追加で料金を請求される事があります。退出する際に、立ち会って一緒に確認するとトラブルを避けられます。

ハウスルールはその都度確認しましょう
あるコンドミニアムでは、郵便配達職員が犬に噛まれてしまい、犬がロビーを通ることを禁止されてしまったそうです。このように、ペットが問題を起こしてしまうことや飼い主の行いによって、ペット同伴可能な施設でも、規定や制限が変わることもあるので、良く利用する場所でもチェックしておく必要があります。

■トイレの始末

トイレの始末

これは、日本でも共通のマナーですね。ハワイでは、公園などワンちゃんと散歩をするような通りのあちらこちらに「Please pick up after your pets」と書かれた看板が貼られています。中には「罰金$500」と書かれているものもあります。

ハワイでは、ペットブームによってペットを飼う人が急増したため、トイレの始末などの習慣が付いていないそうです。その為にこのような看板がいたるところに貼られているようです。しかし、ペットを飼う以上、当然のマナーとしてトイレの始末をきちんとして、宿泊施設のルールに沿って処分しましょう。

犬のしつけがきちんと出来ていても、飼い主としてのモラルを忘れてはいけません。しつけの出来たワンちゃんの飼い主として恥ずかしくない行動をとりましょう。

■遊べる場所の確認

「Buddy」と呼ばれるほどに、ハワイの家庭でもワンちゃんは身近な存在です。ビーチや公園でも見かけることが多く、どこでもフレンドリーに対応してくれるようなイメージを持っている方も多いです。しかし、動物の立ち入りを禁止している場所も多いので、宿泊施設の近隣や外出場所では、予め遊べる場所を確認しておきましょう。ワンちゃんとのハワイでの生活がより豊かに感じられます。

ペットの許可の他にリードの有無も確認しておきましょう。ペット連れOKでもリードを付けることを条件にしている場所も多くあります。

■その他

公道など指定場所以外では、リードを付けて歩く、無駄吠えをさせないなど、犬を飼う上で一般的なルールはハワイでも同じです。基本的なしつけは身に着けさせてから連れていくようにしましょう。

ルールがハッキリしている国なので、基本的なしつけが出来ていない場合は、滞在中、検疫所に強制的に預けられてしまうことや宿泊施設にペットだけ入れられないなど、ペットと一緒に過ごせなくなる場合があります。大切な家族の一員であるペットに寂しい思いをさせないようにするためにも、基本的なしつけをきちんと行い、飼い主として最低限のマナーを守りましょう。

ハワイでの生活で気を付けたいこと
ペットの体調管理は、飼い主として大切なマナーの一つです。環境の違う場所での生活で、ペットにとってストレスになっていることも多いはず。飼い主にもペットにも素敵な思い出になるように、生活面のちょっとした気配りも大切なマナーです。

■気候と湿度

年間を通して温暖な気候のハワイ。湿気も少なく、ペットにとってもとても過ごしやすい環境です。人間でも日差しの中では、熱中症に注意が必要なようにペットも注意が必要です。大切なペットを熱中症にさせないように、炎天下を避け、こまめな水分補給を心がけるようにしましょう。

参考

ペットライン(株)と(株)タカラトミーアーツ~犬の熱中症チェッカーが発売されました。
温度・湿度・犬の身体状況から熱中症の危険をランプとブザーで知らせてくれるものです。

■動物病院

長い時間の飛行機での移動や生活環境の変化は、ペットにとっても大きなストレスとなっています。急に具合が悪くなることも考えられますので、事前に信頼できそうな動物病院を調べておくと安心です。