マイクロチップの義務化

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犬のためのハワイお役立ち情報

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マイクロチップの義務化

■マイクロチップの義務化

2019年6月、犬や猫へのマイクロチップ埋め込み義務化について話題となりました。
動物に対する虐待や安易に捨てるなどの問題がここ近年急増したことが原因。私達の身近な場所でこのような問題が数え切れないほど起こっている悲しい現実が、このような法的処置として議題になったのでしょう。
今回はマイクロチップ埋め込みについて詳しく見ていきましょう。

■そもそもマイクロチップとは何?

最近よく耳にする「マイクロチップ」。得体の知れない物体を、愛するペットへの埋め込みが義務化されると発表され、どこか落ち着かない飼い主も多いのではないでしょうか。
このマイクロチップとは、直径2㎜の大きさの電子器具になります。その役割は、一つ一つのチップに唯一無二の番号が登録されており、ペットの体に埋め込んだマイクロチップと登録した番号で判別する仕組みです。
円柱の形をしたマイクロチップは生体適合ガラスで覆われているので、一般的に想像するような異物ではないことだけ認識しておきましょう。

■マイクロチップの埋め込み方法は?

安全かつペットに負担がかからないよう、注射器で対応することが可能。そのため、埋め込みには獣医へ行く必要があります。
このマイクロチップは、どんな動物にも埋め込み可能というわけではありません。小動物や年老いたペットには、少々負担がかかる場合もあるので、獣医と相談することも必要。まずは、獣医と話し合った上で登録手続きを行うようにしましょう。

■マイクロチップを埋め込んでどんなメリットがあるの?

ここ近年、野良犬や野良猫の激増が問題となっています。育てる行為を放棄した、身勝手な飼い主による放置が大きな要因となっていると言えるでしょう。そんな問題を解決するだけでなく、何らかの拍子に迷子になったペットの居場所が素早く分かるメリットがあります。さらに、災害などのやむをえない状態で離れ離れになっても、居場所がわかると安心するのではないでしょうか。一度体内に埋め込むと、半永久的に効果は持続されることもメリットに繋がります。

■登録はどこでできるの?

実際にマイクロチップを埋め込んだ場合は、必ず登録を行わなければ全く意味がありません。登録する団体に「AIPO(動物ID普及推進会議)」があります。動物愛護協会、動物福祉協会、愛玩動物協会で構成されている安心できる団体。ここへ埋め込んだチップの番号とペットの情報を登録しておけば、WEBや電話での問い合わせが可能となります。

※上記の情報については変更する事もありますのでご注意ください。